タイトル: | はじめて学ぶ発達心理学 |
著者: | 渡辺 千歳 |
大きさ: | B5判 |
ページ数: | 160頁 |
定価: | 2,310 円(税込) |
ISBN: | ISBN978-4-907166-60-1 |
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概要
本書は、発達心理学の中でも乳幼児期を中心に、基本的な知識を身につけることを目的に編集。発達の基礎理論、各種機能の発達、障害やアセスメント、乳幼児と現代社会など、保育や教育で子どもに関わる人はもちろん、次世代へとバトンを渡す人の教養書でもある。
目次
第1章 発達の基礎
第1節 発達の定義
第2節 発達を規定する要因
第2章 発達段階説から見た乳幼児期
第1節 フロイトの心理性的発達理論
第2節 エリクソンの心理社会的発達理論
第3章 姿勢・運動の発達
第1節 出生時の様子
第2節 体格の変化と運動発達
第3節 微細運動の発達
第4節 運動発達を促す働きかけ
第4章 言語獲得の過程
第1節 胎児期から新生児期までの言語獲得
第2節 乳児期から幼児期までの言語獲得
第5章 自己と情動の発達
第1節 情動によるコミュニケーション
第2節 自己意識と複雑な情動の発達
第3節 情動と向き合う
第6章 認知の発達
第1節 ピアジェの発生的認識論
第2節 対象の永続性
第3節 中心化
第4節 3つ山課題
第5節 保存課題
第6節 心の理論
第7章 記憶・思考の発達
第1節 記憶・思考の働きとは
第2節 乳幼児期の記憶
第3節 乳幼児期の思考
第4節 記憶と思考との関連
第8章 愛着の発達
第1節 母子関係の研究
第2節 愛着とは?
第3節 愛着の個人差
第4節 愛着の質を規定する要因-養育の「敏感さ」-
第5節 愛着の質を規定する「敏感さ」以外の要因
第6節 これまでの愛着研究と課題
第9章 遊びと友達関係の発達
第1節 遊びとは
第2節 遊びといたずら
第3節 構成遊び
第4節 パーテンの遊びの分類
第5節 一人の遊び
第6節 友だちを必要とする時期
第10章 発達のアセスメント
第11章 発達の障害
第1節 発達の障害とは
第12章 乳幼児期の発達のつまずき
第1節 乳幼児健診について
第2節 各発達障害の乳幼児期の姿
第3節 障害を持つあるいは気になる子どもの集団保育
第13章 乳幼児をとりまく社会
第1節 子ども・子育て支援制度
第2節 子育て不安と子ども虐待への支援
第14章 生涯発達心理学(児童期以降の発達)
第1節 ライフサイクル(漸成発達論)
第2節 児童期の発達
第3節 青年期の発達
第4節 成人期の発達
第5節 老年期の発達