メディア活用能力とコミュニケーション

タイトル: メディア活用能力とコミュニケーション
著者: 柴岡信一郎
大きさ: B5判
ページ数: 168頁
定価: 2,420 円(税込)
ISBN: ISBN978-4-907166-52-6
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概要

本書はメディアという共通テーマの下に、主要な専門領域ごとの総論、具体的な題材を取り上げて展開する各論によって構成される。グローバル社会におけるメディアの位置付け、メディアリテラシー、表現方法、史実などの総論。出版、文学、マンガ、アニメーション、美術批評、写真などの各メディア論を展開するアプローチを紹介する。

目次

第1章 グローバル社会とコミュニケーション 1—世界の一体化
2—グローバル化と社会・文化の変容
3—グローバルコミュニケーション
第2章 現代社会におけるメディアを活用する能力 1—メディアの位置付け
2—メディアを活用する能力
3—学校教科教育におけるメディア
4—情報発信力
5—メディアの擬似性
6—事例 広告イメージとして登用されるスポーツ選手
7—事例 高校野球のイメージ形成
8—おわりに
第3章 メディア映像、表現と技法 1—メディア映像とは
2—メディア映像の表現
3—メディア映像の技法
4—終わりに
第4章 「文化論の概要」文化論の社会的役割について 1—文化の定義
2—文化と文明の違い
3—伝播の仕組み
4—カルチャー・ショック
5—文化論へのアプローチ
6—おわりに
第5章 文学作品の他メディア化〜林芙美子『放浪記』、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の場合〜 1—林芙美子『放浪記』について
2—『放浪記』の他メディア化
3—舞台『放浪記』
4—共鳴という鎖
5—宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
6—『銀河鉄道の夜』の他メディア化
7—実践報告
8—おわりに〜共鳴の鎖と謎の刺激〜
第6章 宮沢賢治とメディア世界 1—生前の賢治とメディア
2—没後の全集とメディア
3—賢治と演劇
4—賢治とラジオ
5—賢治と映画「風の又三郎」
6—おわりに
第7章 「外地」への憧れ〜メディアとしての漫画〜 1—はじめに
2—異国としての「外地」への憧れ
3—日本人の旅行好き
4—朝鮮・台湾・南洋への旅
5—満州見物
6—満州戦跡めぐり
7—子どもが「外地」を知るメディア
8—戦時下に漫画で描かれた植民地
9—「外地」の人々が登場する漫画
10—おわりに〜「フイチンさん」〜 第8章 アニメーションメディア論 1—アニメーション概論
2—アニメーション技術とメディア
3—メディアとしてのアニメーション映像
4—結論 アニメーション映像のメディア活用
第9章 メディアはアートを陶冶する〜美術における創作と批評〜 1—批評というメディア
2—日本の近現代美術批評
3—批評とは?
4—美術を対象とした批評、言説の系譜
5—マスメディア上の美術批評の誕生
6—美術批評と美術史
7—自立した批評
8—批評の行く末
第10 章 台湾國立故宮博物院デジタルアーカイブの品質管理・手順 1—はじめに
2—日本の文化財デジタル撮影で重視される考え方
3—デジタル画像再現の概念
4—仏経撮影前の規範の制定
5—仏経図絵画像制作の手順・品質管理
6—結論
第10 章 台灣國立故宮博物院數位典藏品質控管・流程 1—前言
2—日本文物於數位拍攝時著重的觀念
3—數位影像呈現的觀念
4—佛經拍攝前需求規範的制定
5—佛經圖繪影像製作之流程與品質管制
6—結論

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